5月米国雇用統計の結果と気になる豪ドル円の動き
2016/12/25
目次
5月米国雇用統計の結果
5月の米国雇用統計。皆さんもうご存知だと思いますが、注目の非農業部門雇用者数は、
ADP雇用統計に続いて、悪い内容となりました。
結果は前月比16万人増となり、市場予想平均の20万人増を下回りました。失業率も5.0%
と市場予想より若干弱く、平均時給は市場予想通りといった結果でした。
この結果を受けてドル売りが先行して、ドル円は106.35位、豪ドル円は78.11位まで下落
して円高となりました。ユーロドルは一時1.1467位まで上昇となりましたが、それほど
この勢いは続かずに折り返して、どれも発表前のレートを越して相場が引けました。
ドル円の上値は依然として重い印象ですが、思ったよりドルは底固かったので、
円高が嬉しくない私としては少しホッとしています。
NYダウはプラス、ドルインデックスは一時の安値割れから、まだ安心は出来ませんが
一旦大きく戻していますので、週明けの日本株はちょっと安心?かなと思っています。
(ここのところ月曜の日経平均は、大幅下落の傾向が・・・)
気になる豪ドル円は?
ところで、4/27からとにかく弱い豪ドル円が気になります。
スワップ金利目的で買い保有していて、ヤキモキされている方も多いと思いますが、
私もその1人です。(苦笑)
動き出すと一方向の流れになり易い通貨だといつも思うのですが、86.30円辺りの高値
から一気に815pipsほど急降下しています。
政策金利は下げるわ、発表される指標も仕組まれたように、ほとんど悪い内容のオンパ
レードで、正直心が折れ気味です・・・。
すでに2月の安値が意識される位置まで来ています。
金曜日は大陰線ながらやっと長めの下ヒゲが出ましたので、このヒゲに期待したいなと
勝手に思ってます。(反転の初動だと期待したい!)
上ヒゲのユーロドル
さて、ユーロドルが週足で大きな上ヒゲ陰線となっています。
ドルが少し強さを取り戻してきている感もあるので、来週はユーロドルを意識して
見ていきたいですね。
サポートをブレイクしたら、付いていきたいと思います。
◇相場の格言・名言 『知って行わざるは知らざるに同じ』
いくら相場の予測が思い通りだったとしても、実際に行動していなければ意味が有り
ません。頭で考えるだけでなく、ここぞと言う時は決断し行動しなければ何も得られ
ません。