アメリカ大統選挙後の意外にも強い為替相場
2016/12/25
米国大統領選挙一色となっていた一週間が終わりました。ドナルド・トランプ氏のまさ
かの勝利で幕を閉じる事となりましたが、意外にも市場の反応はトランプリスクどころ
か為替・株の相場はともにリスクオフの流れとなっています。力強く上昇している相場
の雰囲気と、報道で見るアメリカ国民の抗議の映像に対して心なしか違和感を感じてし
まいます。
選挙直後の記事で、ドル円の日足に関する勝手な希望的観測を書きましたが、その目線
通りというかそれ以上に強い日足を形成する結果となりました。長~い下ヒゲを伴った
陽線です。その影響なのか翌日も続伸となって107円直前まで伸びる事となりました。
疑いながらも急な上昇に、恐れず流れに乗れた方に利益がもたらされたようです。
金曜日は週末ということもあり、多少様子見姿勢があったのか足ぶみ状態となりました
が、いぜん高い位置を保って引けてます。NYダウも軟調な値動きでしたが、引けにかけ
て上昇して終えています。
高値圏の怖さとアメリカを分断する?混乱は気になりますが、懸念より期待感が勝って、
10月の円安の流れを引き継いだ更なる続伸を期待したいですね。現実しっかりと相場は
上昇しています。ここは反転を怖がっていても仕方がないので、事実を受け入れ確実に
ストップを置いて流れに付いていくところではないでしょうか。
超ビックイベントの週を通過。事前予想の大暴落の可能性にも十分に備えてましたが、
備えていると意外とそうはならないといった結果でした。正直、本当に疲れた一週間で
した。この土日は程々にチャートチェックを済ましたら、のんびり侍ジャパンをTV観戦
したいと思います。
11/14からの一週間/主な経済指標
11/14(月) 08:50 (日) 7-9月期GDP・1次速報
11:00 (中国) 鉱工業生産 / 小売売上高
19:00 (EU) 鉱工業生産
11/15(火) 09:30 (豪) RBA議事録
16:00 (独) 7-9月期GDP・速報
18:30 (英) 消費者物価指数 / 生産者物価指数 / 小売物価指数
19:00 (独) ZEW景気期待指数
19:00 (EU) ZEW景気期待指数 / 7-9月期GDP・改定 / 貿易収支
22:30 (US) NY連銀製造業景況指数 / 小売売上高 / 輸入物価指数
24:00 (US) 企業在庫
11/16(水) 18:30 (英) 失業者数 / 失業率 / ILO失業率
22:30 (US) 生産者物価指数
23:15 (US) 鉱工業生産 / 10月設備稼働率
24:00 (US) NAHB住宅市場指数
30:00 (US) 対米証券投資
11/17(木) 09:30 (豪) 就業者数 / 失業率
18:30 (英) 小売売上高
19:00 (EU) 建設支出 / 消費者物価指数・確報
22:30 (US) 新規失業保険申請件数 / 消費者物価指数 / フィラデルフィア連銀製造業指数 / 住宅着工件数 / 建設許可件数
11/18(金) 16:00 (独) 生産者物価指数
22:30 (加) 消費者物価指数
ちょっと箸休め /腰痛の巻き
このところ気になってきていたウエストのサイズ。お気に入りのジーンズもきつめになっ
てきたため、1か月程前から腹筋を中心にトレーニングを増やしていました。何となくお
腹が割れてきた実感もあったので、今月は特にウエスト回り中心に強化月間にしようと思
い、トレーニング量倍増して頑張っていて増やした回数にも随分慣れてきていました。
ところが米国大統領選挙の日から腰に違和感が出てきて、翌日には寝返りをうつのもきつ
い位の腰痛となってしまいました。とても今の恰好は人に見せられません。五十肩に続い
て踏んだり蹴ったりです。
ずっと野球で鍛えた体力には自信があったのですが、寄る年波にはやはり勝てないようで
す。個人差はありますが40代は多少の無茶は案外平気でした。50代からは無理は控えない
とです。
年齢を忘れて無理をしてはほんと駄目ですね...(今さらながら学習しました)
同年代の方はどうぞお気を付けください。
先週の記事 米国大統領選挙を控えて、どうにもしらけ気味の10月雇用統計
前回の記事 アメリカの民意はトランプ。怒りの鉄拳となってしまったのか