アメリカの民意はトランプ。怒りの鉄拳となってしまったのか

      2016/12/25

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トランプ大統領

非常に消極的な選択肢での戦いとなってしまったという感じのアメリカ大統領選挙。

トランプ氏 VS クリントン氏の結末は、またしても世界の想定外?のトランプ氏の勝

利となり、第45代アメリカ大統領が決まりました。英国の衝撃に続いて、2016年は

なんともサプライズの年なのですね。

 

結果的に安定よりも現状に対する不満から、何かを変えたい期待のパワーが上回る形

で怒りの鉄拳となって爆発したのでしょうか。史上最低の大統領選挙と言われながら

も、こんなにも長時間に渡り興味を持って大統領選挙を見届けたのは、正直始めての

経験となりました。

 

さてこの間の本日の相場はというとトランプ優勢の情報を受けて、朝方には上昇して

いた日経平均株価ですが、一時は1,000円超の大幅下落。最終的には-919.84円とな

16,251.50円までの大幅安で引ける事となりました。

 

ドル円も一旦の下げから高値更新後、狙っていたかのように大幅下落。101.20近辺ま

売り込まれましたが、事前に予想されていた100円割れというレベルにまではまだ

及んでいません。

 

その後はバイ・ザ・ファクト(Buy the fact)となったのか、現在(18:30)は103円

台まで値を戻して比較的安定しています。個人的なトレードはスイング目的のドル円

Lポジションを、嘘みたいですが朝方実にタイミング良く決済できて再度101円台で

上手く仕込めたので、今のところは良い押し目となった感じです。

このまま長~い下ヒゲの日足を形成してほしいです(笑

 

欧州時間はまずは上昇の動きで始まりはしましたが、この先の米国時間や明日以降の

動向は、まだまだどうなるのか分かりません。今後円高が進み続落となっていくのか、

または一時的な下落で終わってくれるのか、全く予想が出来ませんので逆指値をしっ

かりと利用し油断せずにトレードしていきましょう。

 

テレビの報道ではまさかの想定外の結果を受けて、今後の日米関係や経済面での不安

を煽るようなものが多いようで、先行き不透明感が強く感じられます。実際心配な事

が多そうですが、結果はどうであれ取り敢えずビックイベントが終了したという安堵

感に浸っている現在です。

 

トランプ氏勝利

ところでツイッターで話題になっていましたが、1989年の映画「バックトゥーザフュ

ーチャー2」のストーリーが、今年1年遅れですが当たり過ぎていて驚きです。カブス

のWシリーズチャンピオンに、映画で大統領になっていたビフのモデルであるトラン

プ氏の今回の勝利。本当に未来を知っていたのではないかと... 少し怖くなりました。

また再放送されるのかな...

 

 

先週の記事    米国大統領選挙を控えて、どうにもしらけ気味の10月雇用統計

前回の記事    『卵はひとつのカゴに盛るな』はFXも然り

 

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