ドル円をはじめ、ずいぶん煮詰まってきた相場
6月も残すところあと1週間となりました。雨の降らない6月となってますね。相場の
動かなくなる夏?を前にして、先週はドル円をはじめとして動きが少なく、トレード
で監視している取引通貨ペアによっては、チャートを眺めているだけの時間が長かっ
た方も多かったのではないでしょうか。
先週のドル円は、週初こそ、勢いよく先々週の高値を元気にブレイク。日経平均やN
Yダウも上昇しリスクオンの相場が強まるかという雰囲気でしたが、結局は三角持ち
合いを形成する流れとなりました。このところの週末の恒例のようになってた下落も
起こる事なく、終始じりじりした動きのまま週を終えました。
月末を控えどちらかにブレイクしてくるのか、今週は目が離せない感じもします。先
週の記事で注目していた昨年大統領選挙からの黄色の日足上昇トレンドライン。ほぼ
このラインの上のエリアで推移しており、下に抜けそうになってもヒゲで戻す感じで
かなりこのラインが意識はされている印象を受けます。
かなり煮詰まってきているチャートとなっていますので、動き出したらトレンドに乗
りたいところですが、上も下もかなり固いイメージもあります。上下のレジサポライ
ンを確認し、しっかりと流れが出来てから追随していくのが良いのではと思います。
ところで去年大騒ぎをしたBREXITから、早くももう1年が経つのですね。
波乱の多かった去年に比べ今年は無難なといった流れが続いている気がします。しか
しこういった時にこそ、いつ突発的な何かが起こるかもといった意識も持ちたいです。
油断大敵。安易なナンピンやストップを置かないエントリーなど無いように、いつも
気を引き締めてトレードいくべきでしょうね。
今週もトレードを始め色々頑張っていきましょう。
■6/26からの一週間/主な経済指標等の予定
6/26(月)
17:00 (独) IFO景況感指数
21:30 (US) 耐久財受注
23:30 (US) ダラス連銀製造業活動指数
6/27(火)
07:45 (NZ) 貿易収支
22:00 (米) S&P/ケースシラー住宅価格指数
23:00 (米) 消費者信頼感指数 / リッチモンド連銀製造業指数
6/28(水)
20:00 (US) MBA住宅ローン申請指数
21:30 (US) 卸売在庫
23:00 (US) 中古住宅販売保留件数指数
6/29(木)
15:00 (独) GFK消費者信頼感調査
17:30 (英) 消費者信用残高
18:00 (EU) 経済信頼感 / 消費者信頼感・確報値
21:00 (独) 消費者物価指数・速報値
21:30 (US) 新規失業保険申請件数 / GDP・確報値 / 個人消費・確報値
6/30(金)
07:45 (NZ) 住宅建設許可
08:01 (英) GfK消費者信頼感
08:30 (日) 全国消費者物価指数
10:00 (中) 製造業PMI / 非製造業PMI
16:55 (独) 失業者数 / 失業率
17:30 (英) 経常収支 / GDP・確報値
18:00 (EU) 消費者物価指数・速報
21:30 (US) 個人所得 / 個人消費支出
22:45 (US) シカゴ購買部協会景気指数
23:00 (US) ミシガン大消費者信頼感指数・確報値
先週の相場 / 強いラインが集まりドル円は重要な分岐点か
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