6月日銀金融政策決定会合でまた波乱
6/16(木)日銀金融政策決定会合で、金融政策の「追加緩和は無し」と、
市場のコンセンサス通りの現状維持となりました。
この結果を受けて為替市場は、円買いが一気に加速。
ドル円は105.5付近のサポートを割れると、溜まっていたストップロスを巻き込んで、
2014/8/28以来となる103.55付近まで、一時は約2円50銭も円高が進みました。
4月の日銀金融政策決定会合の、約4円の円高につづいての下落ですね。
この時は翌日も更に下げましたが・・・
来週の英国国民投票に備えて、ポジションはだいぶ軽くしていたのですが、
ドル円は悔しい損切りとなりました。(涙...)
ある程度現状維持は折り込まれていると思ってましたが、
ここまでの円高は正直驚いてます。甘かったですね・・・
英国国民投票不安のリスクオフを目前に、日銀が動けないことを見透かした
投機的な円買い仕掛けが、見事にはまった感じでしょうか?
VIX恐怖指数も大きく跳ね上がって、非常に高いボラティリティーでした。
ちなみにユーロ円は115.5付近、ポンド円は145.4付近、豪円は75.6付近まで
一時は下落となりましたが、NY市場がはじまり
23:30頃を底に大きく反転の動きとなりました。
多くの通貨ペアの日足は大陰線ではありますが、下ヒゲの目立つかたちとなりました。
NYダウは6/8?以来の久しぶりのプラス引けとなり、本日ドル円・クロス円および
日経平均も堅調に陽線スタートしています。
昨日が安値が底となってくれればいいのですが・・・
来週の英国国民投票にむけて、まだまだ大きく相場は動くと思います。
しばらくは、不安定で気の抜けないハイボラティリティー相場が続きそうなので、
ポジションには損切りを確実において、
十分に気を引き締めてトレード頑張りましょう。