米雇用統計の結果は予想以上に好結果、ドル円はどうなの
2016/12/25
『28万7000人増、来たー!』昨日発表の米雇用統計、6月非農業部門雇用者数変化
が市場予想を10万人以上も大きく上回るという、2度見してしまうような好結果でした。
それまでジリ下げで100円割れ目前だったドル円チャートは、どかーんと急上昇...
したのはわずかに3分だけでした。(ウルトラマンかーww 笑)
今回の雇用統計は良いだろうとの事前のコメントが多かったですが、それをはるかに超
えたのに、終わってみれば、ドル円はほぼ発表前のレートに納まっていました。
確かに失業率は4.9%、平均時給は前月比+0.1と市場予想平均をわずかに下回り、前回
5月雇用者数も1.1万人??に下方修正されてましたが、それを上回るインパクトの有る良
い数字だったと思いますが、円買いが強すぎて上昇が続かないですね。
雇用者数にしてもこのところ、これ本当かなとついつい疑念がわいてしまいますし、市
場予想も外しすぎっと思ってしまいますね。
好結果に新規買いが入ったというより、売り方の手仕舞いが一瞬出ただけのような感じ
だったのでしょうか。かくいう私も、101.35程度で売り指値で待ってましたがタッチし
てもらえず、残念ながら高値圏では売りそびれました。99円台半ばの買い指値ももちろ
ん刺さるはずもなくといった結果で、途中のスキャで数十pipsの利益で終了でした。
チャートが上下に振れたことを考えると、大きく捕まらずにプラスで終えられたので良
かったというところでしょうかね。
昨夜のドル円相場は戻り売りが強くて、日足で下ヒゲは有るものの、安値更新の6連続と
なる陰線となってしまい奮いませんでした。売りに押されて一瞬99.99をつけるも100円
台を、なんとか守れたという弱いイメージの引けです。
しかし雇用統計の好結果に、NYダウは買いが入って大きく上昇しました。これまで強い
レジスタンスだった18,000ドルをブレイクして、18,146ドルと約1年2ヶ月ぶりの高値
で引けています。また、ナスダック 総合株価指数も続伸、S&P500にいたっては過去最
高値付近まで伸びてますし、アメリカの株価はたいへん好調です。(良いニュースです)
来週以降この米株の好調のニュースを受けて、日本株や円相場にも反転して欲しいもの
です。月曜日からの、日本市場の相場の動きに期待したいですね。
最後までご覧いただき、誠にありがとうございました。m(_ _)m