BREXIT後の株価はV字、為替は・・・
暑い7月が来ましたね。2016年も、もう半分が過ぎました。英国国民投票の結果
もあって激しかった6月の相場ですが、ブリグジットの市場のショックも、どう
やら少し落ち着いてきている感じがありますね。
想定外の大きなサプライズと先行きの不透明感の不安から、相場が超短時間でク
ラッシュしてしまいましたが、欧米の株価は先週1週間で、すでに元に戻ってし
まっています。
為替と違って、欧米の株価の立ち直りの速さには、正直驚いています。ちょっと
楽観的過ぎでは無いかという感じもしますが、欧米の相場参加者は、意外と早く
冷静さを取り戻していて、材料視する注目先が変わってきたという事なのでしょ
うか。実際イギリスがEU離脱となるのには、まだずいぶん時間がかかりますし、
本当に離脱するのかという雰囲気すら有りますしね。
為替はショック後、多少戻したとはいえ依然として円高継続中で、6月のドル円
日足を見ても、22本中14本が陰線という状況で下落トレンド中。企業の想定為
替レートには及ばない状態が続いていて、状況としては良いとは言えませんが、
是非とも日本株にも頑張ってもらいたいものです。
7月月初の来週の経済指標も、今後の相場に影響が大きくなると思いますので、
下記参考にして下さい。8日の米雇用統計をはじめ、米指標に注目ですね。
来週の注目指標他
7/4(月)米独立記念日 NY休場
7/5(火)
13:30 豪(RBA)政策金利発表7/6(水)
23:00 米6月ISM非製造業景況指数
27:00 米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨7/7(木)
21:15 米6月ADP雇用統計7/8(金)
21:30 米6月非農業部門雇用者数
21:30 米6月失業率7/10(日)
10:30 中国消費者物価指数
先週の為替相場は、各通貨大きな下落に対する調整という感じでだったでしょ
うか。ドル円はフラッグ形成中にも見えます。来週も重要な指標が多く控えて
いますので、まだまだ気が抜けませんが、今の大きなボラティリティをチャン
スに変えられるようトレード頑張りましょう。
FX会社から、今回の英国国民投票の「臨時対応を終了します」というメールが
届いていました。これで来週からは、なんとか普段のトレードが出来そうです。
暑い日が続いていますので、こまめに水分を摂って熱中症には気をつけてくだ
さいね。