チャートを開きトレード前に確認すべき2つの事

   

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トレードの準備

トレードをする時にチャートを起動して、エントリー前にチェックしておく事は?画面を

見た途端に何となくチャンスに見えてしまいエントリーしたりしてませんか。今回は基礎

的な事となりますが、デイトレなど短期トレードのエントリー前にする「トレードの準備」

について確認しておこうかと思います。

 

前日までの相場の流れが頭に入っていて、取引通貨のチャートを数分でチェックできるレ

ベルを目指したいものですが、始めのうちはチャートを起動してひと通り確認することを

ルーティン化していきましょうトレード準備で確認している事は勿論トレーダーによっ

てそれぞれですが、最低限次の2つはしっかり把握してからトレードに取り組んでいきた

いですね。

 

目次

指標スケジュールの確認

週が始まる前に、一週間の重要指標については確認されている方も多いかと思いますが、ト

レードする時間帯に、今日はどんな経済指標や要人発言が何時にあるのかは当然把握してお

く必要があります。発表スケジュールを把握した上で、中途半端な時間に不用意なポジショ

ンを持たないようにしたいですね。       経済指標で為替相場が良く動くものは

 

いくらテクニカル分析のみでトレードしている方であっても、重要指標時の突発的な動きに

は注意しておきたいものです。「あっ忘れてた」ではすみませんので、見える所にメモなり

して見落とさないようにしておきましょう。

 

ちなみにトレードツールのなかで直前に発表予定などのニュースでも流れますが、私は毎朝

トレードノートに書き込んでます。特に重要なものについては、マーカーで色付けして忘れ

ないようにチェックしています。

 

相場の方向性・環境認識

取引予定の通貨ペアが決まっているのなら、

その通貨ペアのチャートを長期足から順に確認してトレンドの有無や方向性を把握していき

ます。チャート上にトレンドライン・レジサポラインなど、新たに気付きが有ればチャート

に反映しておきます。もちろん既存のラインもチェックして、上下の節目やラインの強弱な

ども確認しておきます。

 

取引通貨ペアが決まっていない場合は、

通貨の強弱関係をよく観察していき、現在一番強い通貨と弱い通貨の組み合わせでトレード

というのも優位性が高くいい選択ですね。もみ合いで分かりづらい通貨ペアを選ぶのではな

く、トレンドが出ていて分かりやすい通貨ペアでトレードすることも勝つためには大切です。

 

その他、通貨ペアが決まったら

取引する通貨ペアが決まったら、前日の4本値を確認しておき、できれば本日の始値のライ

ンをチャート上に表示しておくと、今、日足が陽線なのか陰線なのかが一目で分かります。

 

あとその通貨ペアの一日のボラティリティを把握しておく事も、短期トレードでは大切です

ので、直近5日間などの平均ボラを計算しておくなどして準備するのも良いでしょう。

 

夕方のヨーロッパ時間からトレードされる方は、東京時間の高値安値もチェックしておくの

も良いのではないでしょうか。そのほか、各株式相場・原油相場・国債など現在よく注目さ

れているものにも、余裕があれば目を通しておきたいです。

 

まとめ

トレードの前に確認するのは大まかには以上の2項目ですが、やる事多そうですね...

ただこれらもルーティンとして続けていると、大して時間はかかりませんので習慣化してみ

ましょう。これで全てという事ではありませんが、多少なりとも今後のトレードのご参考に

して頂ければ幸いです。

 

あとは、自分がチャートに表示しているテクニカル指標とローソク足の位置関係などひと通

りチェックして、気持ちを整えチャートに集中して、ご自分のトレードルールに従って、チ

ャンスが来ればいざエントリーです。

 

◇ワンポイント相場格言◇  相場は戦いなり、されど戦わずして勝て

相場というのは、自分が買い方であれば売り方を敵にまわしての戦いに例えられます。戦は戦う前に

勝つのが筋本道、敵を知り己を知れば百戦危うからずと同じで、自分と反対のポジションがどのよう

な状況かを知ることも大切です。準備を怠らず、勝算もなく闇雲に戦わないことです。

 

前回の記事  /  FXトレードではリスクと資金の管理をまず考えよう

関連記事   /  経済指標で為替相場が良く動くものは

先週の相場  /  指標ウィークで今一つ方向感出ずもドル円上値重い

 

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